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2011年06月29日
〔横浜 税理士 横浜駅の関会計事務所の税ニュースブログです。〕
東京都内のソフトウエア会社が1億数千万円の脱税をした疑いが強まったとして、東京地検特捜部は、法人税法違反の疑いで近く本格捜査に乗り出す方針を固めた模様だ。
関係者によると、ソフトウエア会社の男性社長(64)は、知人女性の関連会社を介して取引先の建設会社に社員寮の建設費を水増し発注するなどの手法で約4億円の所得を隠し、法人税1億数千万円を免れたとされる。社員寮は約10年前から首都圏で次々に建設されたという。建設会社から還流させた金は個人的な不動産購入や知人女性らの生活費などに使われていたという。
一方で、社長は野田佳彦財務相や細田博之元官房長官ら与野党の政治家に幅広く献金。このうち野田財務相が代表の政党支部「民主党千葉県第4区総支部」には03年に20万円、05年に30万円を献金していた。野田財務相は14日の記者会見で「(献金は)陣中見舞いだったと思う。法令違反かどうかは分からない」などと説明した。
特捜部は、ソフトウエア会社が脱税した金の使途についても慎重に捜査を進めるとみられる。
毎日新聞 6月22日(水)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000062-mai-soci
【コメント】
外注業者に実際よりも高い料金を支払い、あとで現金で還流させる方法です。古典的ですが、外注業者も仕事を請ける立場のため協力してしまうケースがほとんどです。
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