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2011年05月02日
福岡市内の一人暮らしの女性宅に昨年3月、男らが押し入って約1億6000万円を奪った強盗致傷事件で、女性と兄、姉が母親から相続した現金や土地など計約12億円を税務署に申告しなかったとして、福岡国税局が3月末、相続税法違反(脱税)容疑で3人を福岡地検に告発していたことがわかった。
脱税額は計約5億円に上り、奪われた現金も一部だった。
関係者によると、3人は2008年11月に母親が死亡した際、遺産として現金や土地などを相続しながら、税務署に一切申告しなかった疑いがもたれている。母親は幼稚園や不動産会社の経営などを手がけていたほか、複数の土地を所有する資産家だったという。
女性は自宅や土地、現金を相続。捜査関係者によると、強盗致傷事件直後、まだ数千万円が残っていた。福岡国税局は事件を端緒に強制調査(査察)を行い、3人から事情を聞いたところ、大筋で脱税を認めた。告発を受けた福岡地検は、脱税額を確定し、3人を在宅起訴するとみられる。
読売新聞 4月27日(水)7時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000111-yom-soci
【コメント】
これは強盗被害にあった被害者が脱税容疑で告発されたケースです。強盗にあったのがきっかけかはわかりませんが、土地や多額の現金がありながら相続税を申告しなければいずれ税務調査になっていたでしょう。強盗にあったことは情状の余地があると思うのですが、告発までいくのは事情がありそうです。
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